江の浦の生物(AUG/2011)
8月13日に江の浦で観察できた生物です。
今回のヒットは、セスジミノウミウシとチシオコケギンポ。
それと江の浦では初めて見ることができたサラサウミウシです。
図鑑などに載っている通り、砂礫底をお散歩していました。大きさは約1cmほど。水深は15mくらいです。今回はうねりが入っていましたのでミノ状突起が揺らめいて本当に綺麗でした。セスジの見える胴体が透けて、下の砂礫が見えています。
関東ではポピュラーなウミウシの4本指に入るサラサウミウシですが、江の浦では初めて遭遇できました。水深は22m弱くらいです。
水深20mくらいの岩の上に5cmほどのハナオトメウミウシがいるのを仲間が見つけました。呼ばれていってみると、その岩のすぐ上の岩にペアを見つけました。下に居るのが振られた男の子のように見えました。
江の浦のメインポイント大岩の下の穴の中に居たオレンジ色のベニカエルです。身体がこれ以上穴に入らず後ろ向きしか撮れませんでした。
沖合20〜22mくらいの砂地に2〜3mくらいで2つ繋がった岩があります。昔からそこはコケギンポ団地だったのですが、今回は赤が綺麗なチシオコケギンポが住み着いていました。昨年の後半にコケギンポから新しく独立したチシオコケギンポ。この写真は雄で、ほっぺの血潮模様の他、顔面の白い点々が特徴です。女の子はオレンジ色で模様がほとんどはっきりしていないようです。
以下、余りにも良く見かけるポピュラーな生き物達です。可愛かったり、面白い顔をしていたりしたので、思わず撮影してしまいました。